第一章 それぞれ

プロローグ



日光種の村で1つの悲しみが起こってから……
日食……そして、消滅が起こってから約100年の時が過ぎた。


少年だった者は青年に。
少女だった者は女性に、母に。

それは月日が過ぎ去ったことを物語っていた。



しかし、その中に
あの太陽のような少女の姿はない。



それぞれの想いを胸に
今新たなる……「これからの物語」の幕が開けようとしている。


HOME ・ NEXT